ティラノサウルス
恐竜と言えば、誰しもが思い浮かべるのは、ティラノサウルスだろう。
このティラノサウルスは、恐竜の代名詞であり、
昔から今も一番人気のある恐竜は間違いない。

そんなティラノサウルスは、もちろん研究も多くされており、
新しい発見や学説がさまざま発表されている。
このティラノサウルスの名前には、暴君のトカゲという意味がある。
1982年、アメリカの古生物学者であるエドワード・コープ氏がその骨の一部を発見し、
1900年にバーナム・ブラウンによってさらに別の化石も発見された。

巨大であり、その鋭い歯の形状から、数多くの学者を魅了したため、
学会ではやはり有名になった。
1990年代には、現在でも最高の保存状態といわれる全身骨格化石の標本が発見され、
発見者の名前から通称“スー”と名付けられている。

この標本は、オークションにより約10億円という高額で、
非常に注目を浴びたことでも有名である。その他にも、スーほどは行かないまでも、
保存状態のよいティラノサウルスの化石は発見され、スタン、ダフィー、
ブラックビューティー、ジェーンなどが有名である。

また、ティラノサウルスが一般人にもその名を広めたのは、
やはり映画のジュラシックパークであろう。
これには、一つの面白いエピソードがある。
ジュラシックパークというのは、直訳すると、ジュラ紀の公園ということになるが、
実際に登場している恐竜たちは、中生代の白亜紀のものが多い。
ティラノサウルス自体も、ジュラ紀ではなく、白亜紀に生息していたのだ。
白亜紀は、恐竜が一番巨大化し、種類も増加した時代で
映画にするにははやり反映した時代の恐竜を登場させることが必須となっていた。
しかし、時代の名称が白亜紀では非常にインパクトに欠けていた。
そのため、白亜紀の前の時代であったジュラ紀をタイトルに使ったということらしい。
恐竜のある1種類をとってもこの魅力は尽きない。